祖母

敬老の日にちなんで、私の祖母をご紹介します。

 

~プロフィール~
<名前>
匿名希望(名前に特徴がありすぎてすぐに面が割れてしまう恐れがあるため)
<年齢>
102歳(この地域では最長だそうです)
<容姿>
腰が異常なほど曲がっています。
両眉が位置がずれています。
生まれてこのかた一度も化粧をしたことがないせいか唇がまっピンクです。
<性格>
好奇心旺盛
てんねん
下ネタ好き
<好物>
クリームシチュー
ポテトサラダ
トンカツ
ハンバーグ
芋のてんぷら
※嫌いなもの無し。

 

~関連エピソード~
敬老の日のプレゼントランキングでも上位にくるシルバーカー(乳母車)。
それに関連するエピソードを一つ。

25年ほど前の事です。
特売品を求めてシルバーカーを押しながら町中を走り回っていた祖母(以下:祖)。
近所の小学生の間では「爆走ババア」だの、「暴走老人」などと言われていました。
そこに目をつけたのが当時、小学3年生のいとこ(以下:い)。
この子がとにかく悪がきで、いたずらしない日はないほど。
しかも、頭の回転が良いのか、人の言葉尻を取ったり、屁理屈こねたりと口でもかなわない。
そんな「いとこ」とてんねん「祖母」の話。

い:「おばあちゃんの乳母車はリアカーの代わりなの?」
祖:「いいや、リアカーというより車だねぇ」
い:「車?エンジンもないのに?人も乗れないのに?w」
祖:「乗ろうと思えば人も乗れるよ!」
い:「じゃ、これが車なら、どんな種類の車になるの?」
祖:「高級車さねぇ!」
い:「高級車?例えば?」
祖:「べ、べ、ベンツ!」
い:「へぇ・・・そう。」
ニヤリと笑いどこかへ消えるいとこ。
数日後に見た祖母のシルバーカーの前と後ろにはナンバープレートが、左右には「ベンツ」と黒の極太油性マジックで書かれていました。
油性ですから落ちるわけもなく、結局「廃車」になるまでナンバーと車種はそのままに、町中の人の目を釘付けにする結果となりました。

 

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