今から、15年ほど前の「子供の日」にやってくれた祖母の話。

ある祝い事で親戚一同、近所の割烹料理店へ行きました。
その日の主役は「酒」が飲めない人だったのと、時間が早かったのとで、みんな遠慮がちにビールをチビチビと飲んでいたのですが、祖母だけが日本酒の5合瓶を片手にガンガン飲んでいました。
当時、祖母は90歳手前。
私も含めた女性陣はかなり心配していたのですが、男性陣が面白がって飲ませていました。
それから数十分後・・・。
彼女はいきなり立ち上がり、歌い出したのです。
静かで趣のある割烹料理店の雰囲気ブチ壊し!
しかも隣のテーブルの方が手拍子をしてくれたおかげで、気分が最高潮に達した彼女はもう止まらない。
結局、オンステージは20分を越え、帰るときには完全に出来上がっており、ほとんどしらふだった女性陣は、お店の方・お客さんに平謝り。
当の本人は口には爪楊枝をさし、「マイカー(乳母車:シニアカー)」を押し、鼻歌を歌いながらフラフラろ一人帰っていきました。
後日、「酔っ払った“子連れ狼”が歩いていたぞ!」と近所のおじさんたちの間で噂がたったそうです。

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